美容室でエロ動画晒しそうになった話
こんにちはkeiitです
今回はタイトルにもある通り、今年一番ヤバかった話をしようと思います
私は大学生になって一人暮らしを始めてからというもの、いろいろな美容室を行ったり来たりしています
というのも、お気に入りの美容室が見つからないからです
今回行った美容室は、落ち着いた外観で入りやすいお店でした
中には、午前中に行ったというのもあり人は少なく、すでに居た客が一人と店員さんが二人いる様子でした
全員女性で少し場違い感を感じ、気まずかったのですが
中に入ると美人な店員さんが受付をしてくれて、ほかの店員さんがもうひとりの客を切り終わったところだったのですぐに対応してくれることになりました
その店員さんは話がとても上手で、花粉症についての話や大学の話、ほかの取り留めのない話ですごく盛り上がりました
美容室で店員さんとする会話があんまり好きではない私でしたが、話していて心地よく感じたのはこれが初めてかもしれません
カットのほうも上手で、こちらに来てからの美容室の中で一番の満足度でした
そしてこの美容室では学生割引があるらしく、会員登録をすることで利用できるそうということでした
本来ならメールで登録できるはずなのですが、私のアイフォンの設定的にできなかったみたいで、直接私のスマホで登録することになりました
カットをしてくれている方は機械に詳しくないらしく、受付をしてくれた美人の店員さんに教えてもらいながら登録することになりました
カット中に後ろから言われながら指示をこなしていくと
「ここにエイム(美容室の名前)と入力してください」と言われました
その時、私の脳裏に電流が走りました
今の私のスマホでは、確実に予測変換で「エロ動画」と出てしまう
これはまずいことになった、、、
(後ろからは店員さんが見ている、回避することは可能か?方法は?どうする、、、)
私は灰色の脳細胞を必死に働かせます
それにもしこの状況でそんな言葉を表示させてしまったら、せっかく見つけたお気に入りの美容室に行けなくなってしまう、、、
「ここにエ イ ムと入力してください」
後ろの店員さんが聞こえていないと思ったのかもう一度言ってきます
彼女は客が会員登録をつつがなく完了するために、客の行動に目を配るという店員の仕事を遂行しています
はたしてその目から逃れる方法はあるのか、時間はもう残されていません。
私は疑われないよう申し訳程度に右手で画面を覆い、指先にすべての神経を集中させ光速のフリック入力で「えい」まで入力しました
私のフリック入力史上最速を記録したと思います
これでもう予測変換におびえなくていい。
かくして私は危機を脱することができました。
しかし、私には一つの懸念があります。
人間の目は高性能です。1/30秒の瞬間も見分けることができるとか。
さらに言うとプロゲーマーは1/60秒の瞬間も見分けられるそうです。
もし、光速のフリック入力と申し訳程度に覆った私の右手を潜り抜け、あの店員さんの網膜にその4文字がたどり着いてしまっていたら、、、
そうなっていないことを願うばかりです。
今の私にできるのは、今後はそういったことが起きないように普段から意識し、指先を鍛えフリック入力の速度を上げていくことだけです