中学時代の美術部の話 [環境は人を変える]
こんにちはkeiitです。
今日は私の魔の中学生時代の部活について語ろうと思います
私は小学生時代に絵が好きだったこともあり、中学生時代は美術部に入りました
しかし、それは私の期待していたところではありませんでした
先生や先輩に絵の描き方を教えてもらったりというのを勝手に想像していたのですが、現実は全然違いました
先輩や先生との関わりはほとんどありません。
同学年の中ではグループごとに隔絶された閉鎖的空間で、交流はありませんでした。
縦のつながりも横のつながりもない、今考えるとおおよそ部としての内実を伴っていないところです
そこで私はうだつの上がらないグループに所属していました
五人ほどのグループなのですが、絵はほとんど書かず部活が終わるまでしゃべっているだけ
何かについての文句を言ったり、他人を貶めたりすることに抵抗のない人たちが多く、私はなじむことができませんでした
そんな中で過ごしていると、絵をかいても馬鹿にされます。
私が持っていた絵がうまくなりたいという向上心はなくなっていき、次第に絵を描かなくなっていきました
そこで会話を楽しむことでも出来ればよかったのですが、会話についていけなく、部活には行くが一日机に突っ伏しながら終わったら帰るみたいな生活を繰り返していました
「何やってんだろう俺」と思いながら部活へ通う毎日
部活を休もうとすると彼らからズル休みだと言われ、休みにくい雰囲気でした
絵がうまくなりたいと思うもそれを達成できない自分。
無力感に苛まれていく日々。
そんな状況から変わりたいと思い、2年生の後期から塾に通いだし勉強を頑張りだしました。
自分がうまくいかないのは環境が悪いのではないかと思ったからです。
もちろん自分の熱意が足りなかったというのもあると思いますが、そんな環境で頑張れる人はほとんどいないのではないでしょうか。
勉強して向上心のある賢い人が多い学校に行けば、こんな自分でも変わることができるのではないかと思いました。
そこで勉強を頑張り進学校に合格することができました。
しかし高校時代を過ごすにつれ、この「環境が悪いのではないか」という仮説は間違っていたことが判明します。