皆さんは友達に「宿題の答え」を見せてあげますか?
こんにちは、けいとです。
最近またコロナが流行ってきていますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
私の近況では、大学でコロナ発症者がでて、また授業がリモートになりました。
私は家で引きこもるのが好きなので、リモート生活もわるくないなーと感じています。
しかし、リモートでの授業はいいところもあれば、悪いところもあります。
いいところは学校に行かなくて済むということです。
外に出るのが苦手な私にとっては、とても助かります。
悪い点といえば、おそらく対面でやるよりも課題が大変ということです。
「リモートだし課題の量少し多めにしとくか^^」という教授たちの粋な計らい?が教科ごとに積み重なり、全体として無視できないほど量が増えています。
また、自宅学習ということもあり、僕も含め多くの学生がタイムスケジュールがずさんになっていることも苦しさを助長させているのではないかと思います。
しかし、その苦しみから簡単に逃れる方法が一つあります
それは友達に答えを見せてもらうというやり方です。
リモートでの課題は答えの写しが容易にできます。
やろうと思えば、友達から答えを教えてもらって簡単にこの課題地獄を乗り切ることができるかもしれません。
でも私自身は、答えを見せてもらうことは一度もしてません。
自分のためにならないし、なによりそれをやり続けると友人関係にひびが入ると思うからです。
答えを見せてもらうのは、相手の時間をもらっているのと同じことです。
課題をやった時間と労力、それを友達に送る時間と労力。
いくら友達とはいえ、大事な「時間」をあげられますか?
正直に言うと、僕は嫌です。
課題を地道に取り組んだ自分に対して、その時間他のことをやっていた友達が、少しの労力で同じ成果を得る。
やっぱり、いやです。
答えを送りたくありません。
しかし、「困ったときには助け合い」という言葉があります。僕も友達にお世話になって来ましたし、今後、「宿題見せてー」と頼ることがあるかもしれません。
しかし、それを加味しても、僕は答えを見せたくない方に天秤が大きく傾いています。
本当に困ってたら送るよという感じ。
たまに、2人の友達(A君、B君とします)から答えを見せてほしいというラインが来ます。
A君とB君には、普段からとてもお世話になっていて、僕が迷惑をかけたり、助けてもらったりということも多々ある仲です。
しかし、A君には答えを見せるのは良いのですが、B君にはためらいを感じています。
ふたりとも同じくらいに仲がいいのに、なんで違いが出るんでしょう。
ふと気になって、これはとても大事な事なんじゃないかと思ったので考えてみます。
まずは、A君とB君の違いについて書いてきます。
A君は、同じテニス部で仲良くしていて、答えを見せてと偶に言ってきます。
そのときのラインの文面は「申し訳ないんだけど答え見せてもらえる?」といった感じです。
そして、答えじゃなくて解き方を教えてというふうに言ってくることもあります。
本当に困っているときに頼ってくれるのは嬉しいですし、課題を見せてもらうのは相手の時間を奪ってしまうというのもわかっていて申し訳無さそうに頼んできます。
そんな友達には、僕も見せてあげることに抵抗はありませんし、助け合いだねと思っています。
しかし、答えを見せてほしいというB君に対しては、最近考えが変わってきました。
B君からも答えを見せてほしいと言われることは偶にしかないのですが、最近遠慮がなくなってきたのがA君くんとの違いです。
この前は「答えをみせなさい」的なラインが来て、ウケ狙いなのかもしれないけど、ちょっと嫌だなと思いました。
もちろんB君も悪い人ではありませんし、答えを見せてもらうことで友人関係を悪くするリスクも承知のはずです。
でも、そのリスクを知っていてなお、その文面で頼んできたのかなと思ったんですよね。
B君にも何か彼なりの考えがあったのかもしれませんが、結局は受け取る側の感じ方に左右されます。
なので、なにか物を頼んだりするときには「親しき中にも礼儀あり」を徹底したほうがいいと思いました。
そんな感じで僕がB君に答えを送るのが嫌になってからは、送り方を変えました。
今まではB君に対して、「いいよー」「助け合いやで」って言って無償で見せていたのですが、最近は渋るようになったんですよね。
これまで無料で見せていたのは、助け合いの側面があったからです。
しかし最近は僕のGIVEが増えていきました。
なので、先日は「おごり×2な」とラインを送りました。
前回おごるから見せてといった分もカウントして付けた感じです。
そしたら、「う〜ん、考えとく」というラインが帰ってきて、「そこは快諾してほしかったな~」と思いました。
「無料で答えを見せるのは不公平だし、今後の友人関係が悪くなるからおごりで相殺するよ」という提案が拒まれたと思ったからです。
B君にとっては、僕との友人関係よりも、自分の都合が大事だということが透けて見えてしまったような気がしたからです。
私は今でもB君のことを仲がいい友達だと思っているし、相手も僕のことをそう思ってくれていると思います。
しかし、それとこれとは話が別です。
私はつい最近、世の中には友情よりも大事なことがあると気が付きました。
友情を大切にするのは大事ですが、それよりも守らなければいけないことがあります。
それは、自分自身のことです。
それに対しては妥協すればするほど、自分が傷ついていきます。
たとえ仲がよくても、自分が害されるんだったら、その関係は変えたほうがいいという意味です。
かといって友人関係をバッサリ切るのは難しいと思います。
そこで、相手の振る舞いに合わせて自分も振る舞いを変えるのが、自分を守るひとつの方法だと思います。
相手が友人関係をよくするという努力をしないなら、自分もそれに合わせて振る舞いを変えるというやり方です。
たとえば、今回の場合で言ったら、今後B君に答えを見せなくするといった感じです。
B君はいい友人だとは思いますし、話していて楽しいので今後も友人関係は続けようと思います。
しかし、僕の中でB君は「自分の時間を分け与えてもいいレベルの仲のいい友達」というカテゴリーからは除外されました。
ドライな考えだと思われるかもしれませんが、私は高校時代に友人関係で痛い目を見たのでこの考え方になりました。
このやり方がうまくいくかどうかはまだ検証できてませんので、今後考えが変わるかもしれません。
今後の展開に期待です。
未来の自分よ、頑張ってくれ。
以上が最近感じた、「友達に宿題の答えを見せるかどうか」についての僕の考えでした。
つたない文章だったと思いますが、読んでいただきありがとうございました。
今回の記事では何がA君とB君を分けたのか、ちゃんと考察できなかったので、次回の記事で考えたいと思います。
助けてもらえるのに越したことはないですもんね。なにが二人を分けたのか、とても大事なところだと思います。